元気ですか?元気があれば花粉症も防げる。というわけで、今回のテーマは「今年からの保存版花粉症攻略法」です。
薬局では本当に多くの花粉症薬が売られていて、何を買えば良いか困った経験があると思います。そこで今回は、花粉症薬の買い方を教えます。これを見て、今年で花粉症薬の悩みともおさらばしましょう!
① まず前提として、花粉症の薬には「第一世代」と「第二世代」に分かれています。第一世代の花粉症薬はクソな成分が入っていて、買わないことを強くおすすめします。まずは「第一世代」の薬からかいせつします。第一世代に含まれる有効成分として、以下の4つが挙げられます。
1.クロルフェニラミン…この成分は、アレグラたちの遠い先祖みたいなもので、花粉症の症状を抑える成分ですが、効果も弱く、めちゃくちゃ眠くなり、人によっては口が渇いてしょうがない。効かないのに副作用が多いんです。そして、どれくらい眠くなるのかというと、睡眠改善薬のドリエル、ネオディを飲むのと一緒です。というか成分が一緒です(笑)。この睡眠改善薬は、眠気の出やすいアレルギー薬のジフェンヒドラミンていう成分の副作用を使って眠気を誘います。もうやばいですよね。
2.プソイドエフェドリン…第二世代の花粉薬は、花粉症独特のさらさらした鼻水には効果がありますが、鼻の奥に詰まったドロドロの鼻水にはあまり効果を発揮してくれません。それなら血管を収縮させる、プソイドエフェドリンで改善しちゃおうみたいな感じで配合されています。これが余計に鼻詰まりが悪化してしまうのです。それにプソイドエフェドリンを飲むと、血圧と血糖値が上がるから、高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病の人は飲めません。鼻詰まりを改善したいなら、後に紹介するステロイド点鼻薬を使いましょう!
3.ベラドンナ総アルカロイド…鼻水や、涙の過剰な分泌を抑える薬ですが、全く効きません。それに対し副作用は、口の渇き、便秘、排尿困難、頭痛とこれまた多いです。
4.無水カフェイン…これは、ベラドンナ総アルカロイドの副作用である頭痛を抑えると思われる、それ単体だと、何にも効果のない成分です。
要は、「第一世代」の花粉症薬は、効果が期待できない、副作用地獄になります。
② 次に、「第二世代」の薬のついて解説します。このグループのデメリットとして、強さがバラバラなのが難点です。どれが自分に合ってるのか、見極める必要があります。
まず強さの順番を解説すると、次の順番になります。
アレグラ・クラリチン⇒タリオン⇒アレジオン⇒Z系の順になります。
1.アレグラ…有効成分フェキソフェナジン
2.クラリチン…有効成分ロラタジン
3.タリオン…有効成分ベポタスチンベシル
4.アレジオン…有効成分エピナスチン
5.新CONTAC鼻炎Z、ストナリニZ…有効成分チルテック、セチリジン
また、眠気や口の渇きといった副作用の起こりやすさは、
アレグラ→クラリチン→アレジオン→タリオン→Z2つ順になります。
中でも優秀なのが、アレグラ、クラリチンの二つになります。車の運転が大丈夫なのは当たり前に、飛行機の運転もOK!
③ 効果がどれ位で出始めるのか?これ結構重要。
アレグラ、アレグラのジェネリック⇒1時間
クラリチン、クラリチンのジェネリック⇒2時間
アレジオン、アレジオンのジェネリック⇒2時間
タリオン、タリオンのジェネリック⇒1時間
Z2つ、Z2つのジェネリック⇒1時間
④ アレグラ、クラリチンは効けばラッキー
アレグラ、クラリチンは処方されるものも含めて、一番弱いので花粉の飛散量が多いと効かない事も。しかし、効いたらとてもラッキーです。理由は、この2つは副作用の心配が極めて低いのと、めっちゃ安く済むからです。アレグラのジェネリックである「アレルビ」は28日分で最安900円でおつりが来ちゃいます。
⑤ 病院に行くか判断しにくい
花粉症の時期に耳鼻科や内科が混んでいる理由は、市販薬では分からないからとりあえず病院っていう人が多いと思います。でも、今日教える「市販薬最強セット」が効かなかったときに、その薬の外箱を持って病院に行って、「この薬で効きませんでした」伝えれば良いだけです。
⑥ 花粉症の飲み薬は鼻づまりにはあまり効果がない
市販の薬、処方された薬問わず、さらさらした鼻水には効きますが、奥で詰まってる鼻づまりにはあまり効果がありません。なので、鼻水は止まって中で鼻づまりを起こしている場合は、成分がステロイドだけの点鼻薬を使う必要があります。そしてステロイド以外の眠くなる成分とか、血管収縮剤が含まれるものは、長期使用には向かず、症状が悪化するので、持ってたら捨てちゃいましょう(笑)
⑦ 妊婦さん、授乳婦さんが飲んではいけない薬
妊婦さん⇒1つは小青龍湯で、中に入っている「麻黄」は体力を使うことと、汗をかかせる成分なので、妊娠中には良くないからです。2つ目の葛根湯加川キュウ(草冠に弓)辛夷も「麻黄」が入っているので2~3カ月の長期使用は問題なのと、漢方薬で花粉症の対応するのは、ややこしいから妊婦さんじゃなくてもおすすめしません。
授乳婦さん⇒アレジオン(ジェネリックのエピナスチン)だけは絶対に飲まないでください。動物実験で母乳への移行が確認されたからです。アレグラ、クラリチンが安全なのでそちらを飲みましょう。
⑧ 店舗で買うと高い
店舗とアマゾンで半額ぐらい安く買えるのでネットがおすすめです。
いろいろ解説してきましたが、ここで市販薬最強の花粉症薬を紹介します。
飲み薬…ストナリニZジェル、新CONTAC鼻炎Z(似た商品がありますが最後にZが付くもの)店舗だと安い方を買えばいいけど、アマゾンだとストナリニZの方を買うと安い。
点眼薬…マイティアアルピタットEXa、マイティアアルピタットnEXa、ロートアルガードクリアブロックZ、ロートアルガードクリアマイルドZ。この4つは、成分が全部同じなので、効果も全部同じになります。しいて違いを上げるとすれば、アルピタットもアルガードも前者はスースーするタイプで、後者はスースーしないタイプになります。目のかゆみが我慢できないときはこのどれがを使えばOKですが、こちらもアマゾンで購入すればアルピタットの方が安いのでおすすめです。店舗で買うときの注意点は、これの安いバージョンと、高いバージョンがあるので気を付けてください。
点鼻薬…点鼻薬は、ステロイド点鼻薬と、血管収縮薬の併用がおすすめです。飲み薬だけだと鼻の症状を止める力が弱いので、内服薬だけでは中々鼻の症状が抑えきれません。その場合、副作用で眠くならない「ステロイド点鼻薬」のフルナーゼがおすすめです。フルナーゼは鼻の症状に効き目が優秀ですが、効いてくるまでに長い人で5日間掛かってしまいます。そこで併用するのが「血管収縮材」のナシビンです。使い方はフルナーゼを花粉症の終わる時期まで使用し、使い始めの5日間はナシビンを使用します。これで、フルナーゼが効いてくる間はナシビンでカバー出来ちゃうんです。ナシビンはフルナーゼが効いてくるまでのつなぎで使用します。理由は、連続して1週間使用すると効かなくなるばかりか、症状が悪化します。そして、フルナーゼにはもう一つ弱点があって、フルナーゼは薬剤師がいる薬局でしか購入出来ません。なので、フルナーゼがどうしても買えない人は、ナザールaAR0.1%か、パブロン鼻炎アタックJLがおすすめです。この二つなら薬剤師がいなくても購入できます。他のものは眠気が出たり、長期使用に向いていないのでナシになります。ただし、フルナーゼ以外はこちらも似たような商品があるので注意してください。
まとめると市販薬最強セットは、飲み薬ならストナリニZ,新CONTAC鼻炎Z。点鼻薬はフルナーゼ(効いてくるまでナシビン)。点眼薬は、マイティアアルピタットEXa、ロートアルガードクリアブロック(スースーしない物も含む)。ということになります。
以上を踏まえたうえで、花粉症の抑え方を解説します。
まずタリオンは効き目のわりに副作用が強いのでなし。小青竜湯などの漢方も眠くはなりにくいですが、ややこしいうえに、花粉症薬で事足りるのでなしです。
①花粉症薬を使っているけど効いてないパターン…最強セットを使って効果がなかった場合は、最強セットの外箱を持って「これ効きませんでした」と耳鼻科の医師に伝えてください。そしたらさらに効果の高い薬を処方してもらえます。
②花粉症薬を使っていないパターン…これは簡単で、一旦市販薬最強セットを使ってください。
③自分に合う花粉症薬は分かっているけど、出来るだけ安く済ませたいパターン…また、Zで症状が治った人は、さらにランクが下がるアレジオン、クラリチン、アレグラなどを飲み比べて自分に効果があった成分のジェネリックを購入すると経済的です。ダメならまたZに戻せば良いです。これが出来ると毎年費用が抑えられて効果も得られます。中でもアレグラの成分である「フェキソフェナジン」が効く人はアレグラと同じ成分で、成分量も同じ「アレルビ」を買うと最安で買えます。28日分が、アマゾンで900円、安い薬局で850円で購入できます。またはドンキホーテのオリジナル。
④妊婦さんはまず花粉症薬は安全に服用でますが、病院に行って診てもらうのを推奨します。成分的には安全に使えますが、市販薬は妊婦さんは使用しないこととなっています。さらに、点眼薬のマイティアやアルガードには、「プロノプロフェン」という成分が入っていて、この成分はそもそも妊娠中には使ってはいけない成分になっています。
⑤授乳婦さんも基本的には病院で診てもらった方が良いです。成分的には内服薬の「アレジオン」を避けてもらえば大丈夫ですが、ここで紹介している商品の注意書きには授乳中は避けることと書いてあるので注意が必要です。
⑥薬を飲むタイミングはアレグラ、クラリチン、Z2つはどのタイミングで飲んでも大丈夫ですが、アレジオンだけは食後に服用すると効果が下がってしまうので注意してください。また、アレグラの成分であるフェキソフェナジンは水酸化アルミニウムやマグネシウムとの相性が悪く、アレグラの効果を下げてしまうので、ロキソニン、EVE、バファリンなどの頭痛薬と併用は避けてください。どうしても飲まなければならないときは2時間空けましょう。
おまけ…目の洗浄もしたい人は、ロートフラッシュ(このシリーズは下向きでも上向きでも使える)などの目を洗う点眼薬もあります。
結論…妊婦さん、授乳婦さんは注意が必要ですが、市販薬最強セットを使ってダメなら病院。効いたらコスパを求めて、飲み薬を変えるのもあり。要は、自分に使えるものでケチらず使えるものを探しましょう!